初戦負けの野球部時代、遠く及ばない偏差値で無残に散った受験、出世競争に遅れたアラサーの挑戦!

毎日更新してる人ほんとにすごい。またまた間が空きました。間が空いても書くことが重要と信じて、、

 

念願の壁を見つけた自分は、とにかく投げまくりました。壁だとアホのようにのびのび投げられる。

 

本格的に壁当てを始める前に、自分が投げてる動画を撮って見たら、思っていた動きと全然違いました。

肘は低くて腕は引けてなくて、すごい滑稽というか、、

無意識に腕が縮こまってたんですね。

 

イップスになってから極端に肩が弱くなった原因もわかりました。

 

これまでも壁に投げたことはあって「壁ならこんぐらいはコントロールできるか」ぐらいに思ってましたが、

これが克服に繋がると思って投げると全然違います。

 

いつも通り、フォームを大きく、横から、とにかく力を入れてみる、とにかく力を抜いてみる、アンダースローで、距離を取って、キャッチャーがピッチャーに返球するときのように、、、、、、等色々と試しました。

 

体には、日に日に投げる感覚が染みつきますが、成果はすぐには出ません。

ただ今までとは違う、少しずつ前進している感覚がありました。

 

とある動画でヤクルトOBの宮本選手が「キャッチボールでは相手を貫く意識で投げている」と言っていました。

 

なんとなくこれを意識して投げてみると、いつもなら失速していたボールが伸びる、いつもより遠くに届く。

 

土曜日の試合前のキャッチボールで試しても、やっぱり伸びる、いつもよりもコントロールがついた気がする。

その日の試合では余計なエラーはせずに済んだ。

 

次の日曜日。練習試合でキャッチャー。ピッチャーへの返球が強く投げられる。

チームメイトも「キャッチャー返球ノってるね!」と。

→いつもが酷いから(笑)

 

これだ!と思って、意識を続けました。壁に投げました。

壁相手だと、ほんとにできてるのかわからないけど続けてみる。

 

次の土曜の試合。久々におじさん選手とキャッチボール。

緊張感がある人ではないけど、前にやったときはコントロールが酷かった。

しかし今日は違う。

「ピッチャー行けんじゃない?」とまで言ってくれた。

 

この日もノーエラー(打つ方はイマイチ)。

 

翌日の日曜日。感覚は変わらない。

しかし、チーム内でも特に緊張感のある人とキャッチボール。

またイップス発症。

しかし練習は裏切らない。その人とバッテリーを組んだが変な返球はない。

 

今確実にイップス克服に向かっていると実感ができた。

 

野球が大好きで土日も野球に費やしてるのに、肝心の「投げる」が不安で不安でしょうがない。好きなのにストレス。好きなのに嫌いになりそう。嫌いになりそうだけどやっぱり好き、と、そんなストレスから解放されました。

 

最初から宮本選手の動画を見てればもっと早く克服したんじゃ?とも思いましたが、そういうことじゃない。

ここまでのプロセスがあったからこそであって、動画を見て得られる感覚は違ったはずです。

 

今は色々な情報が簡単に手に入りますが、簡単に手に入る情報も、それまでの経てきた経験で全然違った見方になりますね。

 

何度もやって、考えて、人に聞いて、ダメならもう一回立ち戻って、を繰り返すことが、何かを身に着けるためには、自分には必要なんだと学びました。

 

もっと苦しいイップスに悩んでる人や苦労した人からすると大した経験じゃないかもしれませんが、

自分にとってこの経験は非常に深くて、改めて書き出すことで、自分を見つめなおすことができました。

 

長くなったイップスも一旦終了(まだ完全克服ではないけど)。

ありがとうございました。

次は何を書こうかな。